入梅の候の読み方は、
にゅうばいのこうって読むけど、
意味や時期はどうなっているのだろう?
今回まとめたのは、
入梅の候の意味や時期について。
ぜひ知っておきたい日本の文化さ☆-( ^-゚)v
入梅の候の意味は?
入梅の候とは、
梅雨入りを迎えてから使う言葉。
だから入梅の候の梅という漢字は、
樹木の梅ではなく梅雨入りを指している。
入梅とは?
入梅の候に使われる、
梅という漢字は梅雨を表す。
そして入梅という言葉は、
梅雨に入る初めの日を指すよ。
入梅の候の由来は?
入梅の候は雑節のの1つ。
雑節というのは、
季節の移り変わりの目安となる日。
雑節は他にも、
節分、八十八夜、土用などがある。
梅雨入りを知るというのは、
農家が田植えの時期を決めるのに、
どうしても必要な事だったために、
生まれたとされているよ。
候とは?
ちなみに、
入梅の候に使われる候というのは、
古代中国の暦。
360日を、
76等分した単位を指しているよ。
入梅の候をハガキに使うと
入梅の候は、
ハガキなんかに使われる季語。
入梅の候と書くと丁寧な感じだけど、
ハガキに使った場合──
梅雨ってジメジメして鬱陶しい季節ですね!
こんな意味になる。
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入梅の候を使う時期は?
入梅の候が、
梅雨入りを指しているのは、
お分かり頂けたと思う。
でも梅雨と一言でいっても、
地域によって入る時期が違う。
だから入梅の候という言葉を、
使うタイミングは少し難しい。
入梅の候を使う目安は?
入梅の候を使う時期には、
地域差がある。
でも入梅というのは、
昔から6月11日を指していた。
そして梅雨というのは、
一定の期間を指して使われてきた。
これらのことから、
6月上旬~6月中旬であれば、
時候の挨拶として使っていいと、
考える人が多いよ。
でも、できることなら……
季節の挨拶には、
相手の安否を気遣う言葉が書かれる。
このことを考えれば、
入梅の候を使う場合は、
『ジメジメした梅雨の時期ですが、
体調を崩していませんか~~』
と、いうような挨拶になる。
よって入梅の候という言葉を使うのなら、
相手の住んでいる場所が、
梅雨に入っている必要がある。
だから出来ることなら、
入梅の候を使う場合は、
事前に相手の住んでいる地域が、
梅雨入りしているか確認したいところ。
終わりに
今回まとめたのは、
入梅の候という言葉について。
季語というのは、
雰囲気があっていいよね。
日本の静かな気遣いというか、
相手を思いやる気持ちを感じる。
入梅の候を正しく使って、
日本の季節を味わおう☆-( ^-゚)v
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